届いた古着に独特の匂いがすることがあります。匂いの正体は3種類あって、どれかによって効く手当てが変わります。買ったらすぐ洗うべきか、洗濯機で縮まないか、何度洗っても取れない時どうするかまで、手順つきでまとめました。

古着の匂いは、たいてい次の3つが混ざっています。①保管と輸送のあいだに湿気がこもって出るカビ臭・生乾き臭、②前の持ち主の皮脂や汗が酸化した、古い油のような匂い、③虫食い対策の防虫剤の匂い。原因ごとに効く手当てが違うので、まずどれに近いかを嗅ぎ分けるところから始めます。
洗ってから着ることをおすすめします。前の持ち主の皮脂や汗、保管中のホコリ、防虫剤の成分が繊維に残っていることがあるためです。ただしウールや革は自宅で洗えないので、先に洗濯表示を確認してください。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウムが主成分のもの)でつけおきするのが効きます。40〜50℃のお湯に表示量を溶かして30〜60分。お湯が温かいほど成分が働きますが、素材によっては傷むので下の「洗ってはいけないもの」を先に見てください。
縮みの原因は高い水温と乾燥機の熱の2つです。洗いは30℃前後の水かぬるま湯、乾燥は室内干しか陰干しにすれば、縮みはかなり抑えられます。綿やポリエステルのTシャツ・パーカーなら、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えるものが多いです。
ウール・レーヨン・革やスエード・大きなプリントは自宅の通常洗濯に向きません。ウールとレーヨンは水を含むと縮んだり型崩れしたりします。革は水洗いそのものが劣化の原因です。大きなプリントは生地の伸び縮みに耐えられず、ヒビ割れやめくれが起きることがあります。
皮脂が酸化した匂いは繊維の奥まで入っていることがあり、1回では落ちきりません。酸素系漂白剤のつけおきを何回か繰り返す、天日に当てるのが定番です。それでも変わらない場合は繊維そのものが傷んでいる可能性があります(個体差が大きく、諸説あります)。
防虫剤の成分は時間とともに飛ぶので、風通しのよい日陰に数日かけて干すのが基本です。洗剤で無理に落とそうとするより、空気に当てる時間の方が効きます。
※ 一般的な繊維の性質と洗濯表示(JIS L 0001)に基づいています。
このページを作った根拠=「古着 tシャツ 洗濯」38本・「洗濯機 古着」13本・「臭い取り」「匂い」各4本ほか(Googleサジェスト実測 2026-08-16)。⚠️ サジェストの数字は検索回数の実数ではなく、「その言葉が実際に打たれているか」の目安です。
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